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J-GLOBAL ID：201302203890610814   整理番号：13A0495316

色素ドープデオキシリボ核酸の光誘起運動の動力学に及ぼす界面活性剤の影響

Influence of surfactant on dynamics of photoinduced motions in a dye doped deoxyribonucleic acid

著者 (9件)： MYSLIWIEC Jaroslaw (Wroclaw Univ. Technol., Wroclaw, POL) ,  PARAFINIUK Kacper (Wroclaw Univ. Technol., Wroclaw, POL) ,  MINIEWICZ Andrzej (Wroclaw Univ. Technol., Wroclaw, POL) ,  RAU Ileana (POLITECHNICA Univ. Bucharest, Bucharest, ROM) ,  KAJZAR Francois (POLITECHNICA Univ. Bucharest, Bucharest, ROM) ,  NIZIOL Jacek (AGH-Univ. Sci. and Technol., Krakow, POL) ,  HEBDA Edyta (Cracow Technical Univ., Krakow, POL) ,  PIELICHOWSKI Jan (Cracow Technical Univ., Krakow, POL) ,  SAHRAOUI Bouchta (Lab. MOLTECH-Anjou, CNRS, ANGERS, FRA)
資料名： Proceedings of SPIE  (Proceedings of SPIE)
巻： 8464  ページ： 84640C.1-84640C.6  発行年： 2012年 
JST資料番号： D0943A  ISSN： 0277-786X  CODEN： PSISDG  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： セチルトリメチルアンモニウム(CTMA)のような陽イオン性面活性剤とデオキシリボ核酸(DNA)の複合体は高品質の光学薄膜に用いることができる。このようなDNA複合体のプロセシングに利用可能な溶媒範囲を拡張するために,塩化ベンザルコニウム(BA)と塩化ジデシルジメチルアンモニウム(DDCA)のDNAへの影響を調査した。光Kerr効果(OKE)実験のために,DNA-表面活性剤とDisperse Red I(DR1)のブタノール溶液を混合してDNA-表面活性剤/色素溶液をガラスプレートにキャスティングし乾燥した。DNA-BA/DR1を含むサンプルの静的OKEシグナルの振幅が,DNA-DDCAやDNA-CTMAより高いことを見出した。また,異なる界面活性剤を含むシステムの複屈折誘起の応答時間は同等であり,数ミリ秒のオーダーであった。デオキシリボ核酸とフォトクロミック分子に基づくシステムを構築するための媒体として新たな界面活性剤を提案した。この新たなシステムは既知のCTMAと同様な特性を持ち,数ミリ秒で作動する全ての光交換に適用可能であると考えられる。

シソーラス用語： DNA【核酸】 ,  陽イオン界面活性剤 ,  ハイブリッド複合材料 ,  薄膜 ,  光学材料 ,  Kerr効果 ,  *物質 ,  光交換 ,  生体高分子 ,  高分子薄膜
準シソーラス用語： ハイブリッド複合体 ,  *フォトクロミック ,  ベンザルコニウムクロリド ,  光Kerr効果 ,  光学薄膜

分類 (2件)： 核酸一般  (EB04010U) ,  その他の固体デバイス  (NC03150A)

物質索引 (3件)： ジデシルジメチルアンモニウムクロリド ,  セチルトリメチルアンモニウム ,  ディスパースレッド1

タイトルに関連する用語 (7件)： 色素 ,  ドープ ,  デオキシリボ核酸 ,  光誘起 ,  運動 ,  動力学 ,  界面活性剤