文献
J-GLOBAL ID:201302204510848364   整理番号:12A1811369

空気燃焼-イオンクロマトグラフィーによるRoHS指令に対応した有機材料中のハロゲンの定量

Determination of Halogens in Organic Materials for RoHS Directives by Air Combustion - Ion Chromatography
著者 (5件):
資料名:
巻: 61  号:ページ: 367-370 (J-STAGE)  発行年: 2012年 
JST資料番号: F0008A  ISSN: 0525-1931  CODEN: BNSKAK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
2006年,欧州連合(EU)においてRoHS指令が施行されて以降,製品中のRoHS対象物質の濃度管理が不可欠となっている。臭素系難燃剤であるPBBやPBDEについては,ソックスレー法での抽出後ガスクロマトグラフ-質量分析法で定量するという煩雑かつ測定に時間を要する方法となっている。そのため,PBBsやPBDEsの形態別分析にかわり,簡易分析では全臭素で測定する場合が多い。本検討では,全臭素測定用にフロー型燃焼装置とイオンクロマトグラフとによる臭化物の定量システムを構築し,システムの有用性について添加回収率試験や精度試験を実施することで評価した。また,近年,材料中の含有塩素等ハロゲンが新たな環境負荷物質として取り上げられていることより,臭化物以外のフッ化物や塩化物の定量にも取り組んだ。その結果,燃焼装置とイオンクロマトグラフを組み合わせることにより,有機材料中のハロゲンの定量システムを構築した。標準添加試験及び標準物質試験により,本システムの信頼性を評価した。ハロゲンの定量下限値は試料量0.5gで2~5mg/kgと低濃度まで測定可能だった。本システムは,臭素系難燃剤の定量スクリーニング法として有効であると考えた。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (6件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
芳香族単環ハロゲン化合物  ,  芳香族単環フェノール類・多価フェノール  ,  液体クロマトグラフィー  ,  燃焼装置一般  ,  難燃剤  ,  環境問題 
引用文献 (11件):
  • 1) Directive 2002/95/EC of the European parliament and of the council of 27 January 2003 on the restriction of the use of certain hazardous substances in electrical and electronic equipment, OJEU, (2003).
  • 2) Directive 2011/65/EU of the European parliament and of the council of 8 June 2011 on the restriction of the use of certain hazardous substances in electrical and electronic equipment, OJEU, (2011).
  • 3) IEC 62321, Electrotechnical products-Determination of levels of six regulated substances (lead, Mercury, cadmium, hexavalent chromium, polybrominated biphenyls, polybrominated diphenyl ethers), (2008).
  • 4) BS EN 14582, Characterization of waste. Halogen and sulfur content. Oxygen combustion in closed systems and determination methods, (2007).
  • 5) JIS K 7392,廃プラスチック-全臭素分析試験方法,(2009).
もっと見る

前のページに戻る