文献

J-GLOBAL ID：201302204599679722   整理番号：13A1684277

PrTi₂Al₂₀とPrV₂Al₂₀における磁気励起とc-f混成

Magnetic excitations and c-f hybridization effect in PrTi₂Al₂₀ and PrV₂Al₂₀

著者 (6件)： TOKUNAGA Yo (Japan Atomic Energy Agency, Ibaraki, JPN) ,  SAKAI Hironori (Japan Atomic Energy Agency, Ibaraki, JPN) ,  KAMBE Shinsaku (Japan Atomic Energy Agency, Ibaraki, JPN) ,  SAKAI Akito (Univ. Tokyo, Chiba, JPN) ,  NAKATSUJI Satoru (Univ. Tokyo, Chiba, JPN) ,  HARIMA Hisatomo (Kobe Univ., Kobe, JPN)
資料名： Physical Review. B. Condensed Matter and Materials Physics  (Physical Review. B. Condensed Matter and Materials Physics)
巻： 88  号： 8  ページ： 085124.1-085124.7  発行年： 2013年08月 
JST資料番号： D0746A  ISSN： 1098-0121  CODEN： PRBMDO  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ²⁷Alの核磁気共鳴を測定して,立方晶化合物PrTi₂Al₂₀及びPrV₂Al₂₀における磁気励起と,Pr 4f電子と伝導電子との混成効果を調べた。Knightシフトの測定結果から,2つの化合物でc-f混成効果の強度がほぼ等しいが,TiがVに替わると混成は一定量減少することが分った。スピン-格子緩和速度1/T₁を分析して,結晶電場励起状態の磁気ゆらぎのスペクトル幅が強く温度に依存することを明らかにした。この結果は,高温の磁気ゆらぎが強いc-f交換結合に支配されていることを示しており,同じ温度領域で抵抗率がlnT依存性となるKondo描像と一致する。

シソーラス用語： チタン含有合金 ,  アルミニウム合金 ,  *プラセオジム含有合金 ,  バナジウム含有合金 ,  励起 ,  超伝導 ,  伝導電子 ,  電子 ,  *アルミニウム27NMR ,  *Knightシフト ,  *スピン-格子緩和 ,  *結晶場 ,  励起状態 ,  スペクトル線幅 ,  ゆらぎ ,  *交換相互作用 ,  電気抵抗率 ,  Kondo効果 ,  アルミニウム同位体
準シソーラス用語： f電子 ,  アルミニウム27 ,  磁気ゆらぎ ,  磁気励起

分類 (3件)： 金属のNMR  (BM07042I) ,  金属結晶の磁性  (BM06040T) ,  結晶中の局在電子構造  (BM02090U)

タイトルに関連する用語 (3件)： PrTi2Al20 ,  PrV2Al20 ,  磁気励起