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J-GLOBAL ID:201302204793001389   整理番号:13A0318419

ラットの血漿中のエレウテロシドBとエレウテロシドEの高速液体クロマトグラフィー-エレクトロスプレイイオン化質量分析法による同時定量,及び薬物動態研究でのその適用

Simultaneous determination of Eleutheroside B and Eleutheroside E in rat plasma by high performance liquid chromatography-electrospray ionization mass spectrometry and its application in a pharmacokinetic study
著者 (11件):
資料名:
巻: 917-918  ページ: 84-92  発行年: 2013年02月15日 
JST資料番号: W0571A  ISSN: 1570-0232  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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シベリア人参の主要な生物活性サポニンの2種のエレウテロシドBとエレウテロシドEは,極めて重要な役割を生物活性で果たす。本研究で,ラットの血漿中のエレウテロシドBとエレウテロシドEの同時定量のための特異で高感度の高速液体クロマトグラフィー-エレクトロスプレイイオン化質量分析法(HPLC-MS/MS)を開発して検証した。検体は,ラットの血漿からメタノールを利用する単純なタンパク沈殿法によって抽出し,内部標準としてポリゴニンを用いた。クロマトグラフィー分離は,C18カラムと0.1%水酸化アンモニウム含有水とアセトニトリルを含む移動相の勾配溶出プログラムを0.2mL/分の流速で利用して達成された。検出は,エレクトロスプレイイオン化(ESI)を用いる負イオンモードでの多重反応モニタリング(MRM)モードの3連4重極タンデム質量分析によって行った。モニターした遷移は,エレウテロシドBのm/z 371[M-H]-→209,エレウテロシドEのm/z 741[M-H]-→579,及び内部標準のm/z 389[M-H]-→277である。線形キャリブレーションが2つの検体の1-2000ng/mLの濃度範囲で得られ,定量下限は1ng/mLであった。血漿からの抽出回収率は80%以上であった。日内と日間の精度(RSD)は12%以下で,正確度(RE)は-2.80から5.70%までであった。単一物質(エレウテロシドBとエレウテロシドE)のラットへの経口投与と静脈投与後の薬物動態挙動の研究に本試験が成功裏に適用された。単一物質と水抽出物の間の薬物動態特性に顕著な差異がラットで見出され,シベリア人参の前臨床研究と臨床利用に都合が良い。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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有機化合物の各種分析  ,  生薬の臨床への応用 

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