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J-GLOBAL ID：201302205062559573   整理番号：13A1332514

Co(III)-セミキノナト錯体のO₂活性化と外部基質酸化能

O₂ activation and external substrate oxidation capability of a Co(II)-semiquinonato complex

著者 (6件)： IKEDA Atsushi (Kanagawa Univ., Yokohama, JPN) ,  HOSHINO Kazuya (Kanagawa Univ., Yokohama, JPN) ,  KOMATSUZAKI Hidehito (Ibaraki National Coll. Technol., Ibaraki, JPN) ,  SATOH Minoru (Ibaraki National Coll. Technol., Ibaraki, JPN) ,  NAKAZAWA Jun (Kanagawa Univ., Yokohama, JPN) ,  HIKICHI Shiro (Kanagawa Univ., Yokohama, JPN)
資料名： New Journal of Chemistry  (New Journal of Chemistry)
巻： 37  号： 8  ページ： 2377-2383  発行年： 2013年08月 
JST資料番号： H0785A  ISSN： 1144-0546  CODEN： NJCHE5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： コバルト(III)-セミキノナト錯体[Co^II(DTBSQ)(Tp^Me2)](1;Tp^Me2=ヒドロトリス(3,5-ジメチルピラゾリル)ボレート,DTBSQ=3,5-ジ-tert-ブチルセミキノナト)のOH含有基質の生物模倣酸化を促進する可能性を調べた。これはコバルト(II)-OH前駆物質のカテコールとの反応により生成するコバルト(III)-カテコラト化学種の酸化あるいはコバルト(III)-オキソ化学種のカテコールとの嫌気性反応により合成できる。この錯体は低温でO₂と結合でき,o-およびp-ヒドロキノンの対応するベンゾキノンへの酸化を触媒し,同時に過酸化水素の発生を伴う。このH₂O₂はペルオキソタングステン酸塩により触媒されるアリルアルコールのエポキシ化に対する酸化剤として使われる。ベンジルアルコールの対応するアルデヒドへの空気酸化もコバルト(III)-セミキノナト錯体により促進される。

シソーラス用語： *コバルト錯体 ,  *セミキノン ,  過酸化水素 ,  嫌気性処理 ,  タングステン酸 ,  ペルオキソ酸 ,  エポキシ化 ,  空気酸化 ,  生体酸化 ,  *活性化 ,  *酸素
準シソーラス用語： *酸化能 ,  ペルオキソタングステン酸

分類 (2件)： コバルトとニッケルの錯体  (CE01092Y) ,  有機ほう素化合物  (CF08020R)

物質索引 (2件)： (2,4-ジ-tert-ブチル-6-オキソ-2,4-シクロヘキサジエニルオキシ)ラジカル ,  トリス(3,5-ジメチル-1H-ピラゾール-1-イル)ほう素アニオン

タイトルに関連する用語 (6件)： CO ,  錯体 ,  O2 ,  活性化 ,  基質 ,  酸化能