文献

J-GLOBAL ID：201302205081414667   整理番号：13A0281754

二酸化炭素の電気還元触媒の開発

著者 (1件)： 古谷正裕 (電力中研)
資料名： 日本機械学会動力・エネルギー技術シンポジウム講演論文集  (動力・エネルギー技術シンポジウム講演論文集)
巻： 17th  ページ： 421-422  発行年： 2012年06月20日 
JST資料番号： L2278A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 常温・常圧で二酸化炭素の還元反応を促進するカーボンドープ酸化銅触媒を開発した。CO₂溶存KHCO₃水溶液中で電極に定電位(-1.64V vs SHE)を与えた結果,FG処理900°Cの電極で気相では工業原料として有用なエチレンが電流効率25%,液相ではエタノールが6.9%,1-プロパノールが3.6%生成した。同時にエチレン分離を阻害するメタンが1/15以下に抑制された。同じ900°Cの大気酸化処理より生成効率が高いことから,ドープしたカーボンやCuOに対してCu₂Oの組成比が高いことなどが原因と考えられる。(著者抄録)

シソーラス用語： *カソード還元 ,  触媒 ,  *二酸化炭素 ,  還元 ,  化学合成 ,  銅 ,  炭素 ,  ドーピング ,  酸化銅 ,  表面改質 ,  開発 ,  アルケン ,  脂肪族アルコール ,  有機合成 ,  *電気化学反応
準シソーラス用語： *電気還元触媒 ,  還元反応

分類 (1件)： 触媒反応一般  (CB06080F)

物質索引 (2件)： エチレン ,  プロパノール

タイトルに関連する用語 (4件)： 二酸化炭素 ,  電気還元 ,  触媒 ,  開発