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J-GLOBAL ID:201302205232727859   整理番号:13A1323308

リチウムイオン電池の高電圧負極としてのTiO2(B)粉末のタップ密度の改良

Improvement of tap density of TiO2(B) powder as high potential negative electrode for lithium ion batteries
著者 (6件):
資料名:
巻: 244  ページ: 50-55  発行年: 2013年12月15日 
JST資料番号: B0703B  ISSN: 0378-7753  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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リチウムイオン電池の高電圧負極として,TiO2(B)のタップ密度を改善するために,出発物質として大きなサイズのNbドープのルチル型TiO2を用いて,新規な合成法によりTiO2(B)の粒子サイズと形状を制御した。NbドープのTiO2(B),Ti0.93Nb0.07O2(B),Ti0.90Nb0.10O2(B)は,出発物質として微細なアナターゼTiO2を用いて作成した通常のTiO2(B)よりも大幅に小さく(直径:約100nm,長さ:約800nm),凝集して3~30μm直径の二次粒子を形成していた。Ti0.93Nb0.07O2(B)とTi0.90Nb0.10O2(B)のタップ密度も高く(各々0.77と0.66gcm-3),通常のTiO2(B)(0.30gcm-3)より約2倍高くなった。結果として,電極容積当たりの放電容量はサイクル特性を犠牲にすることなく両者のNbドープ試料で顕著に改善された。ドープを行わないTiO2(B)を同様な方法により大きなサイズのルチル型TiO2から作製したが,それはサイクル作動でアナターゼ相の生成を伴って劣化した。Nbドープは電極容量あたりの放電容量の改善のみならず,小粒子のTiO2(B)の結晶構造をも効果的に安定させることを示した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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二次電池  ,  セラミック・陶磁器の製造 

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