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J-GLOBAL ID：201302205233880596   整理番号：13A1784910

カルボン酸類の生体触媒水素化

A biocatalytic hydrogenation of carboxylic acids

著者 (6件)： NI Yan (Delft Univ. Technol., Delft, NLD) ,  NI Yan (East China Univ. Sci. and Technol., Shanghai, CHN) ,  HAGEDOORN Peter-Leon (Delft Univ. Technol., Delft, NLD) ,  XU Jian-He (East China Univ. Sci. and Technol., Shanghai, CHN) ,  ARENDS Isabel W. C. E. (Delft Univ. Technol., Delft, NLD) ,  HOLLMANN Frank (Delft Univ. Technol., Delft, NLD)
資料名： Chemical Communications  (Chemical Communications)
巻： 48  号： 99  ページ： 12056-12058  発行年： 2012年12月25日 
JST資料番号： D0376B  ISSN： 1359-7345  CODEN： CHCOFS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： カルボン酸類の生体触媒水素化について示した。超好熱菌Pyrococcus furiosusは,対応する第一アルコールに対して選択的にさまざまなカルボン酸類の水素化を触媒した。単離C=C-二重結合等の他の官能基に接触しなかった。カルボキシラート還元の化学選択性は,単純培地工学によってアルデヒド類に指向すると考えられる。穏和な反応条件下で,Pyrococcus furiosusを用いることにより,対応するアルコール類またはアルデヒド類へのカルボン酸類の生物水素化を報告した。カルボン酸類の触媒還元は有機化学において困難な課題であった。実験室規模では,無機水素化物が主流であるが,環境および安全的観念からは疑問の余地があった。カルボン酸類のための単純な生体触媒水素化手法への第一段階を報告した。生体触媒としてのP.furiosusはクリーン還元剤として水素を利用することが可能であり,カルボン酸類の困難な還元を促進した。

シソーラス用語： カルボン酸 ,  水素化 ,  二重結合 ,  カルボン酸塩 ,  古細菌 ,  接触還元 ,  還元剤 ,  *脂肪族アルコール ,  *芳香族アルデヒド ,  フェノール類 ,  フェノールエーテル ,  ジオール
準シソーラス用語： Pyrococcus furiosus ,  カルボキシラート ,  カルボン酸類 ,  化学選択性 ,  触媒還元 ,  触媒水素化 ,  生体触媒反応

分類 (2件)： 脂肪族アルコール  (CF03090H) ,  芳香族単環アルデヒド  (CF05160X)

物質索引 (11件)： n-ブチルアルコール ,  ベンズアルデヒド ,  1-ペンタノール ,  1-ヘキサノール ,  1-デカノール ,  4-ペンテン-1-オール ,  5-ヘキセン-1-オール ,  4-ヘキセン-1-オール ,  3-フェニル-1-プロパノール ,  3-メトキシ-4-ヒドロキシベンゼンメタノール ,  5-ヒドロキシ-2-ペンタノン

タイトルに関連する用語 (3件)： カルボン酸類 ,  生体 ,  触媒水素化