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J-GLOBAL ID:201302205240990453   整理番号:13A1107191

フライアッシュと製鋼スラグで処理した酸性の多金属汚染土壌での金属生物学的利用の減衰

Attenuation of Metal Bioavailability in Acidic Multi-Metal Contaminated Soil Treated with Fly Ash and Steel Slag
著者 (5件):
資料名:
巻: 22  号:ページ: 544-553  発行年: 2012年 
JST資料番号: W1490A  ISSN: 1002-0160  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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ポット実験を,多金属(鉛,カドミウム,銅,亜鉛)汚染酸性土壌で行ない,産業廃棄物(フライアッシュと製鋼スラグ)の利用から生じる利用可能な金属負荷における変化を研究した。土壌改良剤誘起の金属安定化の効率を,薄膜(DGT),逐次抽出,植物取り入れにおける拡散勾配によって評価した。汚染修復の安定性を,酸性化処理試験と化学平衡モデル化によって評価した。フライアッシュ(20g・kg(-1))と製鋼スラグ(3g・kg(-1))の添加は,土壌pHでの類似した増加をもたらした。土壌改良剤双方とも,DGT(C DGT)とOryza sativa L(イネ)による金属取り込みで測定された金属濃度を有意に減少させた。有意な相関を,C DGTと,金属画分(交換可能,炭酸塩へ固定および鉄/酸化マンガンへ固定)の組み合わせ濃度間で発見し,金属再供給のフラックスに参加して物理変化を起こし易い種を明らかにした。R(間隙水金属濃度へのC DGT比率)値によって反映される金属再供給の性能は,改良土壌で有意に減少した。C DGTは,植物取り入れと良く関連し,DGTが生物学的利用の良い指標であることを示した。酸性化は,改良土壌における抽出可能金属濃度を上昇させたが,濃度は,土壌改良前の水準に戻らなかった。平衡モデル化は,土壌改良がいくつかの鉄,アルミニウム,カルシウム鉱物の沈殿を誘発したことを示した。これらの鉱物は,金属安定化における積極的役割を果たしている可能性がある。アルカリ性土壌改良剤での化学的安定化は,金属生物学的利用を減衰させ,植物金属取り込みを縮減するための有効で安定した土壌修復戦略になり得る。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
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土壌化学 

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