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J-GLOBAL ID:201302205326768982   整理番号:13A1456646

Feynman-Kac汎関数によって正規化された対称Markov過程に対する大偏差原理

A LARGE DEVIATION PRINCIPLE FOR SYMMETRIC MARKOV PROCESSES NORMALIZED BY FEYNMAN-KAC FUNCTIONALS
著者 (2件):
資料名:
巻: 50  号:ページ: 287-307  発行年: 2013年06月 
JST資料番号: S0889A  ISSN: 0030-6126  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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ここでは局所コンパクト分離可能測度空間上のm-対称既約Markov過程を考える。筆者らの1人は以前にレート関数Iμを有したDonsker-Varadhan型大偏差原理を証明した。しかし,Markov過程は爆発的である事が許されているため,その証明中の定理は不変測度からの大偏差を表現していなかった。このため,本論文において,筆者らは正規化確率測度Qx,tを考察し,Varadhanの定式化の意味において,t→∞になるに伴い確率測度{Qx,t}t>0の族が大偏差原理に従う事を証明した。また,非局所Feynman-Kac変換を扱い,その定理を非局所Feynman-Kac汎関数を有した対称Markov過程へと拡張した。基底状態の存在性は擬定常分布の存在性を含意する。
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