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J-GLOBAL ID：201302205330196489   整理番号：13A0748539

乾式コンデンサに用いられているポリプロピレンフィルムの脱金属化現象に関連する種々の要因ならびに機構の検討

A Study of Factors and Mechanisms Responsible for the de-Metallization of Polypropylene Films Used in Dry Capacitors

著者 (5件)： KAHOULI A. (Grenoble Univ., Grenoble, FRA) ,  LESAINT O. (Grenoble Univ., Grenoble, FRA) ,  GALLOT-LAVALLEE O. (Grenoble Univ., Grenoble, FRA) ,  RAIN P. (Grenoble Univ., Grenoble, FRA) ,  GUILLERMIN C. (Schneider Electric, Pringy, FRA)
資料名： Annual Report. Conference on Electrical Insulation and Dielectric Phenomena  (Annual Report. Conference on Electrical Insulation and Dielectric Phenomena)
巻： 2012  ページ： 688-691  発行年： 2012年 
JST資料番号： D0693A  ISSN： 0084-9162  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 低電圧回路の力率改善用の金属化フィルムコンデンサでは,長期使用中に静電容量が徐々に低下する。これは,金属化薄膜電極が徐々に劣化することに起因し,その傾向はコンデンサの寿命推定にも利用できる。本文では,この高電界下における脱金属化現象に関する実験的検討を行い,4種類の脱金属化プロセスを見出した。このうち,最も重要な要因がフィルム間に残存する空気による酸化現象であることを残留空気を窒素で置換した実験により明らかにし,走査電子顕微鏡観察などで確かめた。残中ガスの放電が酸化機構に関係していると考えられるが,発生する放電の大きさが非常に小さく,電気的や光学的検出は不可能であった。

シソーラス用語： *電力コンデンサ ,  ポリプロピレン ,  *高分子薄膜 ,  脱金属 ,  電場効果 ,  *膜電極 ,  劣化 ,  空気 ,  酸化 ,  走査電子顕微鏡 ,  電子顕微鏡観察 ,  故障診断

分類 (1件)： LCR部品  (NA05030D)

タイトルに関連する用語 (5件)： コンデンサ ,  ポリプロピレンフィルム ,  金属化 ,  現象 ,  要因