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J-GLOBAL ID：201302205636826710   整理番号：13A0313191

Woods-Saxonポテンシャルを用いた核の長球形状支配

Nuclear prolate-shape dominance with the Woods-Saxon potential

著者 (3件)： TAKAHARA Satoshi (Kyorin Univ., Tokyo, JPN) ,  TAJIMA Naoki (Univ. Fukui, Fukui, JPN) ,  SHIMIZU Yoshifumi R. (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN)
資料名： Physical Review. C. Nuclear Physics  (Physical Review. C. Nuclear Physics)
巻： 86  号： 6  ページ： 064323.1-064323.13  発行年： 2012年12月 
JST資料番号： D0747A  ISSN： 0556-2813  CODEN： PRVCAN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 連続スペクトル部分の取り扱いを修正したStrutinsky法を用いて,ドリップラインの間の酸素から超重元素にわたる2000以上の偶-偶核の質量を計算することによって,核基底状態変形の長球形状支配を研究した。単一粒子ポテンシャルの表面厚さ,スピン-軌道ポテンシャルの強度,対相関の影響を,Woods-Saxonポテンシャルと対相互作用のパラメータを変えることによって調べた。表面厚さの効果とスピン-軌道ポテンシャルの効果との間の強い干渉がWoods-Saxonポテンシャルパラメータの6つの組に残ること,対相関が長球支配を強めることを見いだした。ポテンシャルパラメータに対する長球核,偏球核,球形核の割合は,質量領域の違いによってでいくぶん異なる振る舞いをすることが観察された。球形核の割合は,弱く束縛された不安定核の場合に増大することが分かった。Nilssonポテンシャルを使って計算した結果との違いを詳細に示した。

シソーラス用語： *Woods-Saxonポテンシャル ,  *核の形状 ,  *変形核 ,  回転楕円体 ,  球形核 ,  偶偶核 ,  基底状態 ,  スピン-軌道相互作用
準シソーラス用語： 対相関 ,  長球 ,  偏球

分類 (2件)： 原子核の一般的性質  (BG02010S) ,  原子核模型  (BG02040Z)

タイトルに関連する用語 (4件)： ポテンシャル ,  核 ,  長球 ,  支配