抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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三次元地質モデリングのための数学モデルのひとつに,離散数学を用いた地質構造の論理モデルがある。三次元地質モデルは地質体の分布域と境界面との間に成り立つ論理的関係(地質構造の論理モデル)と境界面の形状で構成される。両者が与えられれば,三次元空間内の任意の点に対して,その点が含まれる地質体を割り当てる関数(地質関数)が定まる。この地質関数を基礎として,GISによる三次元地質モデルの構築や可視化が実現し,三次元地質モデルを構築するためのソフトウェアやWebシステムの開発が進められている。しかし,すべての地質現象を表現できるわけではなく,残された課題もある。実用化のためには,さらなる地質学の論理の定式化とアルゴリズムの開発が必要である。(著者抄録)