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J-GLOBAL ID：201302205921671810   整理番号：13A0088490

酵母と哺乳類におけるタンパク質キナーゼGcn2の新しい機能

New Functions of Protein Kinase Gcn2 in Yeast and Mammals

著者 (2件)： MURGUIA Jose R. (Universidad Politecnica de Valencia, Valencia, ESP) ,  SERRANO Ramon (Universidad Politecnica de Valencia, Valencia, ESP)
資料名： IUBMB Life  (IUBMB Life)
巻： 64  号： 12  ページ： 971-974  発行年： 2012年12月 
JST資料番号： C0136B  ISSN： 1521-6543  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 酵母や哺乳類で保存されているGcn2キナーゼの古典的役割は,真核生物翻訳開始因子2αをリン酸化することにより,酵母では転写因子Gcn4の,哺乳類では活性化転写因子(ATF)4の翻訳を活性化することである。Gcn2はアミノ酸飢餓に反応して,アミノ酸が装填されていないtRNAにより活性化される。このような役割に加えて,最近,酵母においてプリンまたはグルコース飢餓,高塩分,DNAアルキル化剤,ラパマイシンによってもGcn2の活性化やGcn4の翻訳増加が誘導されること,また,哺乳類細胞ではUV照射やプロテアソーム阻害によってもGcn2の活性化やATF4翻訳の増加が誘導されることが報告されている.本稿ではGcn2の新しい役割に関する最近の知見と,環境ストレス反応やヒトの疾患との関連について概説する。

シソーラス用語： *セリン/トレオニンキナーゼ ,  酵母 ,  哺乳類 ,  転写因子 ,  タンパク質 ,  寿命 ,  腫瘍 ,  免疫反応 ,  細胞生理 ,  遺伝的調節 ,  タンパク質合成開始因子 ,  応答 ,  アミノアシルtRNAシンテターゼ ,  tRNA ,  アミノ酸輸送 ,  DNA修復 ,  硫黄オキシドレダクターゼ
準シソーラス用語： ATF-4 ,  eIF2α ,  *GCN2キナーゼ ,  GCN4 ,  SRX1 ,  ストレス応答 ,  ミトコンドリア機能 ,  メチオニルtRNAシンテターゼ ,  翻訳調節

分類 (3件)： 生物学的機能  (EB03040U) ,  遺伝子発現  (EC02040Q) ,  細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (4件)： 酵母 ,  哺乳類 ,  タンパク質キナーゼ ,  GCN2