機械型通信(MTC:Machine Type Communication)は広い応用面をもっている。本論文では通信網が移動/セルラー型である場合を扱う。セルラー網は主として人間対人間,機械対人間,人間対機械用に設計されていて,上りリンクトラヒックは下りリンクに比べて小さい。これに対してMTC通信の場合にはデバイスからのシグナリングメッセージの輻輳が問題となり得る。これを解決するためにここでは輻輳を意識した受付制御(CAAC)を提案する。CAACではMTCデバイスをその優先クラスに応じてグループ化する。そして輻輳の場合には各クラスを一定確率で規制する。