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J-GLOBAL ID:201302206100305447   整理番号:13A1942690

緑膿菌の外膜組成におけるSigXの機能についてのプロテオームアプローチ

A proteomic approach of SigX function in Pseudomonas aeruginosa outer membrane composition
著者 (8件):
資料名:
巻: 94  ページ: 451-459  発行年: 2013年12月06日 
JST資料番号: T0073A  ISSN: 1874-3919  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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SigXはヒト日和見病原菌の緑膿菌のゲノムにおいて推定されている19の細胞質外機能シグマ因子のうちの1つである。SigXは主要な外膜蛋白質OprF(細胞壁構造の維持に関与する多面的なポリン)をコード化するoprFの転写に関与し,緑膿菌毒性にとって不可欠である。本研究ではSigXの機能に関する更なる解明を目的とした。本報ではsigX変異体の外膜サブプロテオームについて調べた。プロテオーム解析で,8種のポリン(鉄またはヘム取り込みに関与するチャネル4種,OprF,3種の基質特異的蛋白質OprD,OprQ,OprE)の産生低下が明らかになった。これに対し,グルコース特異的なポリンOprBとLPS修飾に関与するリピドA 3-O-デアシラーゼはアップレギュレーションされた。本結果は,SigXが外膜組成の制御および/または調節に関与することを示唆する。本報では緑膿菌でのSigXの機能に関する更なる解明のために,プロテオームアプローチがなされた。本報でのデータは,SigXが外膜蛋白質組成に関係し,外膜ホメオスタシスに関与する調節ネットワークと関連することを示唆する。著者らは緑膿菌でのSigXの役割について更なる洞察を得るために,外膜プロテオーム研究を行った。sigX欠損変異体は鉄取り込み受容体およびシデロホアの産生低下を示す。sigX欠損変異体ではポリンとLPS修飾関与のPagLの産生に変化がみられる。SigXは外膜組成およびホメオスタシスの調節に関与するかもしれない。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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微生物の生化学  ,  生物学的機能 
タイトルに関連する用語 (3件):
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