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J-GLOBAL ID:201302206125472020   整理番号:12A1323916

ビスオキサゾリンによる,無水マレイン酸で末端キャップしたポリ(1,2-シクロヘキシレンカルボナート)の分子鎖延長

CHAIN EXTENSION OF MALEIC ANHYDRIDE END-CAPPED POLY(1,2-CYCLOHEXYLENE CARBONATE)BY BISOXAZOLINES
著者 (6件):
資料名:
号:ページ: 772-777  発行年: 2011年 
JST資料番号: W0847A  ISSN: 1000-3304  CODEN: GAXUE9  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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ポリ(1,2-シクロヘキシレンカルボナート)(PCHC)を,Y(CCl3COO)3-ZnEt2-グリセリン希土類金属配位3成分触媒を用い,二酸化炭素とシクロヘキセンオキシドの共重合により調製した。得られたポリマーは,数平均分子量(Mn)が56.3×103,分子量分布指数が4.9であった。PCHCのガラス転移温度(Tg)は高いけれど,PCHCは溶融加工で容易に分解し,その機械的性能の激しい劣化を伴い,それは,PCHC商品化にとって,主要障壁のひとつを構成していた。PCHCの熱安定性および機械的性質を改善するために,熱分解反応を化学的分子鎖延長反応により補償した。最初に,無水マレイン酸を,その連鎖アンジッピング反応を防止する目的で,PCHCの末端キャップ剤として用いた。具体的には,MAとPCHCの重量比1:100で,ジクロロメタンに添加して,20wt%溶液を作製し,41~43°Cで48時間還流し,その後,ポリマーをエタノールにより沈殿し,無水マレイン酸末端キャップPCHC(MA-PCHC)を得た。次いで,MA-PCHCを,分子鎖延長剤として,2,2’-ビス(2-オキサゾリン)(Boz)を用いて,分子鎖延長反応に,次の条件で,供した。Haakeミキサ中で180°C,60回転数/分で5分間反応した。最適分子鎖延長反応を,BOZとMA-PCHCのカルボキシル基を等モル用いたとき見出し,MA-PCHCのMnが,5.6×104から12.4×104まで増加した。分子鎖延長後のPCHCの熱安定性は,重合したままのPCHCと比較して,大いに改善でき,分子鎖延長PCHCの5wt%損失(Td-5%)の熱分解温度は,260°Cから317°Cまで上昇し,Tgは,114°Cから133°Cまで上昇し,そして,最も重要なことは,溶融粘度は,30倍増大したことであった。ゲラチン含有量に,分子鎖延長を通して,著しい変化が観察されなかった点に留意する必要があった。さらに,分子鎖延長PCHCでは,引張強さが,35.8MPa(重合したままのPCHC)から,40.2MPaまで増大し,そして,破断点伸びは4.59%から6.まで増加した。・・・Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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