文献

J-GLOBAL ID：201302206192292176   整理番号：13A1872005

多種化学物質過敏症と職場: 現在の状況と労働衛生調査プロトコルの必要性

Multiple Chemical Sensitivity and the Workplace: Current Position and Need for an Occupational Health Surveillance Protocol

著者 (3件)： MARTINI A. (INAIL Res., Rome, ITA) ,  IAVICOLI S. (INAIL Res., Rome, ITA) ,  CORSO L. (INAIL Res., Rome, ITA)
資料名： Oxidative Medicine and Cellular Longevity (Web)  (Oxidative Medicine and Cellular Longevity (Web))
巻： 2013  号： 2  ページ： 351457,1-13  発行年： 2013年 
JST資料番号： U7012A  ISSN： 1942-0900  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 一般に環境疾患として知られている多種化学物質過敏症(MCS)は慢性疾患であり,低レベルの化学物質への暴露が様々な強度を持つ関連症状を引き起こす。新たな物質の連続した導入により,MCSに罹患した人々は生活環境や多くの職場でかなりの制約に苦しむ。MCSに関する現在の状況と,特に仕事との関係において確信を持って認識することが困難で一般的に合意を得られないその症例定義の重要な点について記述する。他の問題は疾患を持つ労働者を診断/管理する産業医の役割,化学物質への低レベルの暴露の疑問とそれを妨げるために可能な最高の対策に関して生じる。この疾患を持つと疑われる症例を同定しMCS労働者を管理するために最初に呼ばれる産業医のための対照標準として有用な診断上の「経路」を提案する。MCSに罹患する人々の労働関連問題は,職業被曝ばかりではなく,疾患と労働間の不適合性にも依存する。産業医はMCSの労働者を俊敏に認識し,労働を必要に応じて適合し,職場で予防措置を促進できるように,この疾患に「敏感」でなければならない。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 労働環境 ,  産業衛生 ,  *アレルギー疾患 ,  過敏症 ,  医師 ,  安全管理 ,  職業曝露 ,  慢性疾患
準シソーラス用語： 化学物質過敏症 ,  産業医

分類 (3件)： 免疫性疾患・アレルギー性疾患一般  (GD04010C) ,  産業衛生,産業災害  (GB05000S) ,  安全管理  (KB06000D)

タイトルに関連する用語 (6件)： 多種化学物質過敏症 ,  職場 ,  状況 ,  労働衛生 ,  調査 ,  プロトコル