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J-GLOBAL ID：201302206533139940   整理番号：13A1872253

地表大気近傍に浮遊する細菌や菌類の生物多様性に関する季節的変動

Seasonal Variability in Bacterial and Fungal Diversity of the Near-Surface Atmosphere

著者 (6件)： BOWERS Robert M. (Univ. Colorado, Colorado, USA) ,  CLEMENTS Nicholas (Univ. Colorado at Boulder, Colorado, USA) ,  EMERSON Joanne B. (Univ. Colorado, Colorado, USA) ,  WIEDINMYER Christine (National Center for Atmospheric Res., Colorado, USA) ,  HANNIGAN Michael P. (Univ. Colorado at Boulder, Colorado, USA) ,  FIERER Noah (Univ. Colorado, Colorado, USA)
資料名： Environmental Science & Technology  (Environmental Science & Technology)
巻： 47  号： 21  ページ： 12097-12106  発行年： 2013年11月05日 
JST資料番号： B0839A  ISSN： 0013-936X  CODEN： ESTHA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 大気内に浮遊する各種の微生物はエアロゾル粒子の大部分を構成する場合が多いが,生物多様性の経時変化や空間分布は実測データが限定的である。地表大気近傍に浮遊する細菌や菌類は公衆衛生に悪影響を及ぼす為,米国コロラド州の都市や農村地域でPM10~2.5やPM2.5粒子を分析した。上記の大気内に浮遊する微生物の生物多様性や組成は地理的分布や経時変化があり,細菌はバイオエアロゾルの主要タイプであった。此に対し菌類や花粉は残りのタイプで,特に菌類は春季や夏季に生息密度が高かった。細菌はバイオエアロゾル粒子の大部分を構成する為,細菌に固有の16SrRNA遺伝子配列で細菌個体群の組成を詳細解析した。土壌と植物の葉は地表大気近傍に浮遊する細菌の主要な汚染源であった。ウシの糞便内に生息する細菌もバイオエアロゾルの主要な汚染源で,特に初秋や初春の農村は大気内に浮遊する細菌量が多かった。

シソーラス用語： *粒状物汚染 ,  浮遊粒子状物質 ,  *微生物汚染 ,  大気質試験 ,  エアロゾル ,  細菌 ,  菌類 ,  *生物多様性 ,  *ポピュレーションダイナミックス ,  季節的変動 ,  公衆衛生 ,  生息密度 ,  地理的分布 ,  花粉 ,  汚染源 ,  糞便 ,  ヌクレオチド配列
準シソーラス用語： 16SrRNA遺伝子配列 ,  バイオエアロゾル ,  地表大気

分類 (3件)： 粒状物調査測定  (SB03060E) ,  微生物の生態  (EG03040J) ,  公衆衛生  (GB02000X)

タイトルに関連する用語 (7件)： 地表大気 ,  近傍 ,  浮遊 ,  細菌 ,  菌類 ,  生物多様性 ,  季節的変動