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J-GLOBAL ID:201302206864840584   整理番号:13A1514740

巨視的なカーボンナノチューブ膜に基づく固有広帯域偏光測定による光熱電pn接合光検出器

Photothermoelectric p-n Junction Photodetector with Intrinsic Broadband Polarimetry Based on Macroscopic Carbon Nanotube Films
著者 (11件):
資料名:
巻:号:ページ: 7271-7277  発行年: 2013年08月 
JST資料番号: W2326A  ISSN: 1936-0851  CODEN: ANCAC3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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動物が本質的に持っている偏光解析能力を実現する方策の一環として,水平整列したドープ単層カーボンナノチューブ(SWCNT)膜を2枚用いてpn接合を実現した。広帯域照明下の電流電圧測定は,ゼロ電流における光起電力(PV)と,無バイアス光電流の存在を示した。この検出器は,偏波敏感なSWCNT膜の水平方向に整列した構造ゆえに,中赤外までの偏波依存性を実証した。走査型PV顕微鏡は,PVピークがpn接合領域に位置し,接続端信号よりもずっと大きいことを示した。n型およびp型SWCNT膜のみから成る光検出器に関する比較測定もしたが,この場合はPVは接続端にのみ小さく現れ,PV発生にSeebeck効果が関わっていた。AlN上の素子は約80μsの高速応答を示したが,PV振幅は約0.045V/Wと小さく,テフロン上の素子は1V/WのPV振幅を示したが応答は1秒程度と遅かった。PV振幅と応答時間のトレードオフから,PV発生機構が光熱電(PTE)効果であることが確認された。PVはドーピングレベルに非線形に依存して中程度ドーピングレベルで最大に達した。本研究は,屈曲性または非平表面上に偏波感度を有する光検出器の実現に向けた新方法を提供した。
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
測光と光検出器一般  ,  13-15族化合物を含まない半導体-半導体接合  ,  偏光測定と偏光計 

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