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J-GLOBAL ID：201302207302041073   整理番号：13A0029041

LiNO₂を用いたPCグラウト再充てんの施工方法に関する提案-実施工を目指して-

著者 (4件)： 鴨谷知繁 (ピーエス三菱 技術本部) ,  青山敏幸 (ピーエス三菱 技術本部) ,  石井浩司 (ピーエス三菱 技術本部) ,  森川英典 (神戸大 大学院工学研究科)
資料名： コンクリート構造物の補修,補強,アップグレード論文報告集  (Proceedings of the Concrete Structure Scenarios, JSMS)
巻： 12  ページ： 249-256  発行年： 2012年11月02日 
JST資料番号： L6941A  ISSN： 1346-7492  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ポストテンション方式既設PC橋における,凍結防止剤のグラウト未充填部への侵入による鋼材の腐食に対して補修効果の高い,亜硝酸リチウム水溶液の注入と,亜硝酸リチウム添加補修材の充填による補修の実用化に向けて実橋を模擬した試験体で検討した。その結果,上縁定着ケーブルでは,補修に先だって定着具背面の密閉度の判定を行い,密閉度が低いと判定された場合には,透明鉛直管を用い液面高さ管理を行いながらの自然流下方式で,水溶液の注入と補修材の充填を行うことで,確実な施工が期待できること,などが分かった。

シソーラス用語： *プレストレストコンクリート構造 ,  *橋 ,  ポストテンショニング ,  *グラウト ,  PCグラウチング ,  充填 ,  リチウム化合物 ,  亜硝酸塩 ,  腐食 ,  修理 ,  水溶液 ,  シミュレーション ,  定着【構造】 ,  ケーブル ,  器具 ,  密閉 ,  レベル制御 ,  *維持管理 ,  垂直管 ,  透明材料 ,  凍結防止剤 ,  塩害 ,  空洞 ,  PC鋼材 ,  ケーブルシース ,  管
準シソーラス用語： PCグラウト ,  亜硝酸リチウム ,  液面制御 ,  鉛直管 ,  定着具

分類 (1件)： 橋梁の破壊,保守,その他  (RC06080X)

引用文献 (5件)：

• 1) 鴨谷,青山,石井,堀,森川:凍結防止剤 により腐食したPC鋼材のグラウト再注入 補修方法の検討,コンクリート構造物の補 修,補強,アップグレード論文報告集,第 11巻,PP.5214528,2011
• 2) 日本道路公団試験研究所,プレストレスト コンクリート建設業協会:PC橋の耐久性能 工場技術に関する研究,共同研究報告書, 2003
• 3) 鉄道総合技術研究所:PCグラウトの再注入 等補修マニュアル(案),2002
• 4) プレストレストコンクリート建設業協会: PCグラウト&プレグラウトPC鋼材施工マ ニュアル(改訂版),pp.43,2006
• 5) 山崎,今本,下澤,永山=簡易透気性試験 によるRC構造体の耐久性評価に関する研 究,コンクリート工学年次論文集,Vbl.32, No.1, 2010

タイトルに関連する用語 (4件)： PCグラウト ,  再充てん ,  施工 ,  提案