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J-GLOBAL ID：201302207711793435   整理番号：13A0003916

夜間光衛星画像とGISを用いた建築用鋼材蓄積量の推計

Estimation of Steel Use in Buildings by Night Time Light Image and GIS

著者 (4件)： 田口現貴 (東京大学工学系研究科マテリアル工学専攻) ,  許峰旗 (東京大学工学系研究科マテリアル工学専攻) ,  谷川寛樹 (名古屋大学大学院環境学研究科) ,  松野泰也 (東京大学工学系研究科マテリアル工学専攻)
資料名： 鉄と鋼
巻： 98  号： 8  ページ： 450-456 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： F0332A  ISSN： 0021-1575  CODEN： TEHAA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 資源保全と環境保護の観点から,社会に蓄積された素材を二次資源として有効利用することが重要視されている。本研究では,著者らの提案の衛星画像に基づき使用鋼材の推定手法をと汎用GIS(GoogleEarth)を活用し,東京都内における建築物の高さ,容積を推計するともに,各域における建築形式組成から建築鋼材蓄積量を推計することを試みた。また,推計した鋼材蓄積量と夜間光衛星画像の分析を通じて,夜間光輝度のデータから建築鋼材蓄積量を推計する際の誤差要因についても検討した。回帰式より,夜間光衛星画像を用いた建築鋼材蓄積量の推計の有効性を示した。結果として,建築容積と使用建築鋼材は夜間光の放射輝度で高度に関連するのがわかった。回帰式に修正を加えれば,本法により衛星画像を活用し世界各域の建築鋼材蓄積量を推計することが可能となる。

シソーラス用語： *鋼材 ,  省資源 ,  *建築金物 ,  衛星利用画像 ,  モデル ,  *地理情報システム ,  *データベース
準シソーラス用語： *GISデータベース ,  衛星画像 ,  資源保全 ,  推計モデル

分類 (2件)： 鉄鋼材料  (WE02000W) ,  金属材料  (RA06044P)

引用文献 (14件)：

• 1) T.E.Graedel, D.B.Beers, M.Bertram, K.Fuse, R.B.Gordon, A.Gritsinin, A.Kapur, R.J.Klee, R.J.Lifset, L.Memon, H.Rechberger, S.Spatari and D.Vexler: Environ. Sci. Technol., 38(2004), 1252.
• 2) T.Wang, D.B.Müller and T.E.Graedel: Environ. Sci. Technol., 41(2007), 5129.
• 3) S.Spatari, M.Bertram, R.B.Gordon, K.Henderson and T.E.Graedel: Ecol. Econ., 54(2005), 51.
• 4) S.Kozawa and F.Tsukihashi: Tetsu-to-Hagané, 95(2009), A719.
• 5) I.Daigo, Y.Igarashi, Y.Matsuno and Y.Adachi: ISIJ Int., 47(2007), 1069.

タイトルに関連する用語 (6件)： 夜間 ,  衛星画像 ,  GIS ,  建築 ,  鋼材 ,  蓄積量