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J-GLOBAL ID：201302207862998632   整理番号：13A1637473

我が国におけるカンキツの品種育成

Programmed Citrus Breeding in Japan

著者 (1件)： 長谷川美典 (農業・食品産業技術総合研究機構 果樹研)
資料名： 日本食品科学工学会誌  (Journal of the Japanese Society for Food Science and Technology)
巻： 60  号： 10  ページ： 609-613  発行年： 2013年10月15日 
JST資料番号： F0895A  ISSN： 1341-027X  CODEN： NSKKEF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： カンキツ品種育成の歴史と,機能性高含有・加工専用品種の育成についての研究を報告した。近年,六次産業化や農作物の機能性が研究されるようになり果樹の品種育成が求められるようになった。しかしカンキツは多胚性で育種が困難である。1949年に育成された「清見」は剥皮性,多汁性,芳香性を併せ持ち,単胚性で,優秀な育種親である。1980年以降,シネフリン,β-クリプトキサンチン,ノビレチン,タンゲレチン,フェニールプロパノイド等の機能性成分を含む品種が育成され,現在は高付加価値を持った加工専用品種の開発が進行中である。

シソーラス用語： *ミカン科 ,  日本 ,  栽培品種 ,  作物育種 ,  食品成分 ,  食品分析 ,  食品特性 ,  *オレンジ ,  胚発生
準シソーラス用語： *かんきつ類 ,  *清見 ,  多胚性

分類 (3件)： 果実とその加工品  (FJ11030Z) ,  果樹  (FC03042G) ,  作物の品種改良  (FC02030G)

引用文献 (3件)：

• 西浦昌夫. カンキツ新品種'清見'について. 果樹試験場報告. 1982, B10, 1-10
• 農林水産省生産局園芸作物課平成24. 平成22年産特産果樹生産動態等調査
• 独)農業・食品産業技術総合研究機構 果樹研究所. 育成品種紹介. http://www,naro.affrc.go.jp/org/fruit/kih/index.html

タイトルに関連する用語 (2件)： カンキツ ,  品種育成