抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ケルン大聖堂の標記工事における飛梁にかかる推力と断面の設計法を検討した。ケルン大聖堂は,1248年に着工し,その後工事の中断と再開を繰り返し,1880年に完成した。飛梁は,ゴシック建築の3大要素の一つである。その機能は明確であるが,実際に負担している推力は明らかではない。取替え工事の調査と実測断面図の分析を行なった。その結果,次のことがわかった。1)飛梁にかかる推力は88.2KN(9トン)である。2)南袖廊断面の分析より,中世以来の双正方形の図形が用いられている。内接双正方形による4×4のグリッドと回廊双正方形による9×9のグリッドの併用である。