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J-GLOBAL ID:201302208112335433   整理番号:13A1445327

ナリンギンはAlzheimer病のマウスモデルでCaMKII活性を増加し,長期記憶を改善する

Naringin Enhances CaMKII Activity and Improves Long-Term Memory in a Mouse Model of Alzheimer’s Disease
著者 (7件):
資料名:
巻: 14  号:ページ: 5576-5586 (WEB ONLY)  発行年: 2013年03月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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海馬シナプス可塑性のアミロイドβ(Aβ)誘導損傷は,ヒトおよびマウスモデルでのAlzheimer病(AD)の初期段階での記憶消失の基になる機構である。カルシウム/カルモジュリン依存蛋白質キナーゼII(CaMKII)自己リン酸化の阻害は,長期記憶で重要な役割をする。この研究では,ブンタンの皮(柑橘種)からナリンギンを分離し,ADのAPPswe/PS1dE9トランスジェニックマウスモデルで長期記憶に与える,その影響を検討した。3箇月齢のAPPswe/PS1dE9トランスジェニックマウスを,無作為に溶媒群,2種類のナリンギン(50または100mg/kg体重/日)群またはアリセプト(2mg/kg体重/日)群に分けた。処理16週後,ナリンギン(100mg/kg体重/日)処理が,CaMKII自己リン酸化を増加し,CaMKII依存部位でα-アミノ-3-ヒドロキシ-5-メチル-4-イソキサゾールプロピオン酸(AMPA)受容体のリン酸化を増加し,長期学習と記憶能力を改善することを観察した。これら所見は,CaMKII活性の増加が,ナリンギンがADのAPPswe/PS1dE9トランスジェニックマウスモデルで長期認知機能を改善する機構の一つであることを示す。(翻訳著者抄録)
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
神経の基礎医学  ,  基礎治療学  ,  ピランの縮合誘導体  ,  生薬の薬理の基礎研究 

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