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J-GLOBAL ID：201302208296042824   整理番号：13A1455435

酸素官能化アームチェアグラフェンナノリボンの電子構造

Electronic structure of oxygen-functionalized armchair graphene nanoribbons

著者 (8件)： SIMBECK Adam J. (Rensselaer Polytechnic Inst., New York, USA) ,  GU Deyang (Rensselaer Polytechnic Inst., New York, USA) ,  KHARCHE Neerav (Rensselaer Polytechnic Inst., New York, USA) ,  KHARCHE Neerav (Brookhaven National Lab., New York, USA) ,  SATYAM Parlappalli Venkata (Inst. Physics, Bhubaneswar, IND) ,  AVOURIS Phaedon (IBM Res. Div., New York, USA) ,  NAYAK Saroj K. (Rensselaer Polytechnic Inst., New York, USA) ,  NAYAK Saroj K. (Indian Inst. Technol. Bhubaneswar, Bhubaneswar, IND)
資料名： Physical Review. B. Condensed Matter and Materials Physics  (Physical Review. B. Condensed Matter and Materials Physics)
巻： 88  号： 3  ページ： 035413.1-035413.10  発行年： 2013年07月 
JST資料番号： D0746A  ISSN： 1098-0121  CODEN： PRBMDO  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 密度汎関数理論(DFT)に基づくab initioシミュレーションプログラムを使って,いくつかの幅の異なる,リボンエッジを酸素官能化により不動態化されたアームチェアグラフェンナノリボン(AGNR)の電気的,磁気的性質を,特にリボン形状による特性の違いに焦点当てて調べた。いままでに,平面AGNR系については,酸素の孤立対電子が抜けた事により,磁気的基底状態が縮退することが報告されている。本研究ではDFT計算から,エッジ間の磁気的相互作用が強磁性的なリボンは金属的になるが,反強磁性的に結合しているリボンは,リボン幅に応じて金属的と半導体的なバンドギャップを取り得ることがわかった。また,水素官能化AGNRと異なり,酸素官能化AGNRの基底状態は非平面形状になり,非磁性で半導体的な性質を示すことを明らかにした。電子構造に与える準粒子の影響を調べ,それらはバンドギャップを拡げることを見いだした。

シソーラス用語： *炭素材 ,  *ナノ構造 ,  *リボン結晶 ,  *電子構造 ,  密度汎関数法 ,  不動態化 ,  相互作用 ,  交換相互作用 ,  バンドギャップ ,  官能化 ,  *グラフェン
準シソーラス用語： *ナノリボン ,  密度汎関数理論 ,  強磁性相互作用 ,  反強磁性相互作用

分類 (1件)： 半導体結晶の電子構造  (BM02060N)

タイトルに関連する用語 (4件)： 酸素 ,  官能化 ,  グラフェンナノリボン ,  電子構造