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J-GLOBAL ID：201302208356344930   整理番号：13A0831840

CsI:Ag^-結晶におけるCsIホスト格子からAg^-中心へのエネルギー移動

Energy transfer from CsI host lattice to Ag^- centers in CsI:Ag^- crystals

著者 (3件)： NAGATA Satoru (Dep. of Physical Sci., Graduate School of Sci., Osaka Prefecture Univ., Gakuen-cho 1-1, Naka-ku, Sakai, Osaka ...) ,  KAWAI Taketoshi (Dep. of Physical Sci., Graduate School of Sci., Osaka Prefecture Univ., Gakuen-cho 1-1, Naka-ku, Sakai, Osaka ...) ,  HIRAI Takeshi (Dep. of Physical Sciences, Fac. of Sci. and Engineering, Ritsumeikan Univ., Noji Higashi 1-1-1, Kusatsu, Shiga ...)
資料名： Optical Materials  (Optical Materials)
巻： 35  号： 6  ページ： 1257-1260  発行年： 2013年04月 
JST資料番号： W0468A  ISSN： 0925-3467  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Ag^-イオンをドープしたCsI単結晶のルミネセンス特性をエネルギー範囲3~12eVにおける励起下で研究した。結晶をAg^-中心のC吸収バンドに相当する約3.79eVの光子エネルギーで励起したとき,Ag^-中心のA′およびC′発光バンドが2.53と3.45eVに観測された。CsIのバンドギャップエネルギー(6.1eV)より上の励起下では,オンとオフ中心型の自縄自縛励起子(STE)起源の発光バンドが,A′およびC′発光バンドに加えて,3.60と4.30eVにそれぞれ観測された。バンドギャップより上のエネルギー領域におけるA′およびC′のルミネセンスに対する励起スペクトルはオフ中心STEルミネセンスのそれとほぼ同じであった。A′ルミネセンス強度の温度依存性はバンドギャップより上の励起下のルミネセンススペクトルにおけるオフ中心STEルミネセンス強度のそれと類似であった。さらに,C′発光バンドの時間発展特性はオフ中心STE発光バンドのそれと似ていた。A′,C′およびオフ中心STE発光バンドの特性に基づいて,CsI:Ag^-結晶におけるCsIホスト結晶からAg^-不純物中心へのエネルギー移動機構を議論した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ヨウ化セシウム ,  単結晶 ,  *銀 ,  *ドーピング ,  *光ルミネセンス ,  紫外可視発光スペクトル ,  不純物中心 ,  *自縄自縛励起子 ,  *エネルギー移動 ,  ゲストホスト効果 ,  温度依存性 ,  経時変化 ,  *励起子-フォノン相互作用

分類 (2件)： 無機化合物のルミネセンス  (BM08093J) ,  励起子  (BM02120E)

タイトルに関連する用語 (4件)： CSI ,  結晶 ,  格子 ,  エネルギー移動