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J-GLOBAL ID:201302209018290554   整理番号:13A1055288

ソフトウェア開発チームにおける暗黙知の獲得と共有:実験的研究

Acquiring and sharing tacit knowledge in software development teams: An empirical study
著者 (2件):
資料名:
巻: 55  号:ページ: 1614-1624  発行年: 2013年09月 
JST資料番号: B0445B  ISSN: 0950-5849  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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文脈:エキスパート知識の共有は,ソフトウェア製品開発において鍵となるプロセスである。エキスパート知識はほとんど暗黙知であるため,トランスアクティブメモリシステム(TMS)の開発と並んで暗黙知の獲得と共有は,効果的なソフトウェアチームの重要要因である。目的:本論文は,ソフトウェア開発プロセスにおけるヒューマンファクタに関する筆者らの理解を向上し,アジャイル手法に対する支持を,特に社会的相互作用の支援において,以下二つの質問に答えることにより追求する。1)ソフトウェア開発チームはどのように暗黙知を獲得,共有するか,2)成功したチームの業績において,暗黙知とトランスアクティブメモリはどの役割を果たすか。方法:社会的相互作用により暗黙知を獲得,共有しTMSを開発するプロセスを記述する理論モデルと,上記二つの研究上の質問に対応する第二の予測モデルを示す。この予測モデルの要素と他の人口統計上の変数を,ソフトウェア開発チームに対するより大規模なオンライン調査に含めたが,この調査には181の個人チームメンバーから成る46ソフトウェアSMEが参加した。結果:筆者らの結果は,良い品質の社会的相互作用と,トランスアクティブメモリよりも大きな役割を果たす社会的相互作用の品質によるTMSの開発を通して,チームの暗黙知は獲得,共有されることを示す。TMSとチーム暗黙知の両方とも,ソフトウェアチームにおける効率ではなく有効性を予測する。結論:TMSとチーム暗黙知は,チームの有効性について低業績と高業績とを区別できることを結論するが,ここでより効果的なチームは新製品の開発とその市場への導入において競争上の利点を有する。対面の社会的相互作用が鍵となるため,つながりがあり機能的に豊富なドメインエキスパートのチームは分散チームよりも推奨される。しかしチーム管理者は,アジャイルチームのように頻繁なコミュニケーションと問題追跡ツールの効果的利用があれば,ほぼ間違いなく地理的に離れた場所に居ても良さそうである。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
計算機システム開発  ,  人間機械系 

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