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J-GLOBAL ID：201302209274579359   整理番号：13A1493344

シラスポーラスガラス膜を介したリピッド-アルコール溶液の浸透によりリポソームを調製するための容易な手法

Facile Method for Preparing Liposomes by Permeation of Lipid-Alcohol Solutions through Shirasu Porous Glass Membranes

著者 (4件)： AKAMATSU Kazuki (Kogakuin Univ., Tokyo, JPN) ,  SHIMIZU Yusuke (Kogakuin Univ., Tokyo, JPN) ,  SHIMIZU Ryutaro (Kogakuin Univ., Tokyo, JPN) ,  NAKAO Shin-ichi (Kogakuin Univ., Tokyo, JPN)
資料名： Industrial & Engineering Chemistry Research  (Industrial & Engineering Chemistry Research)
巻： 52  号： 30  ページ： 10329-10332  発行年： 2013年07月31日 
JST資料番号： C0385C  ISSN： 0888-5885  CODEN： IECRED  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： シラスポーラスガラス膜を介したリピッド-アルコール溶液の浸透によりリポソームを調製する手法は,混和可能な2液体の混合減少を用いたものである。この混合は,シラスポーラスガラス膜表面付近の界面にて生じ,リポソームの形成が自発的に誘引されることになる。リピッド濃度,膜の細孔サイズ,およびアルコールの,リポソーム特性に対する影響を調査した。リポソームのサイズは120nmであり,そのサイズ分布は狭いものであった。このサイズに対しては,リピッド濃度,細孔サイズ,アルコール種類との関連は無かった。一方,アルコール種類は,リポソーム特性に影響を与えた。イソプロピルアルコールを用いた場合には,リポソームサイズは,凍結解凍処理における差異が明確となった。他方,エタノールを用いた場合いは,リポソームサイズは不変であった。このことは,用いるアルコールの種類によっては,リポソームの膜における流動性に影響を与えることを意味している。

シソーラス用語： *膜 ,  ガラス ,  しらす ,  脂質 ,  *アルコール ,  浸透 ,  *リポソーム ,  濃度 ,  長さ ,  分布 ,  細孔 ,  脂肪族アルコール
準シソーラス用語： リピド ,  サイズ ,  サイズ分布

分類 (1件)： 反応装置  (XE01030X)

物質索引 (2件)： イソプロピルアルコール ,  エタノール

タイトルに関連する用語 (10件)： シラス ,  ポーラス ,  ガラス膜 ,  リピッド ,  アルコール ,  溶液 ,  浸透 ,  リポソーム ,  調製 ,  手法