抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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トマト栽培においてトマトすすかび病(「Pseudocercospora fuligena (Roldan) Deighton)による被害が増えている。本病に対する抵抗性品種は開発されておらず,農薬散布や栽培環境改善等による防除対策が行われている。植物体に特定波長域の紫外光(以下,UV-B)を日中に照射することにより,イチゴではうどんこ病の抑制に関わっていることが明らかになり,また,ナスではすすかび病の抑制に関わっていることが明らかになっている。日中のUV-B照射は農作業時には照射を一時中断する必要があり,照射条件によっては植物体に日焼けを生ずることがある。そこでここではトマトすすかび病を対象とし,UV-Bランプの夜間照射における照射方法と防除効果を検討した。7日間の夜間部分照射で1~3週間の発病抑制持続効果が得られたが,均一な夜間間欠照射により防除効果を維持・向上しながら,照射コストの削減と日焼け症状軽減について更に検討する必要がある。