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J-GLOBAL ID：201302209367632632   整理番号：13A0761061

東北地方太平洋沖地震を受けた学校建物被害調査に基づく既往の耐震診断の妥当性と問題点に関する考察

著者 (6件)： 鈴木敦詞 (仙台高専) ,  畑中友 (東北工大 大学院) ,  藤田智己 (仙台高専) ,  船木尚己 (東北工大) ,  飯藤將之 (仙台高専) ,  田中礼治
資料名： 東北地域災害科学研究  (東北地域災害科学研究報告)
巻： 49  ページ： 75-80  発行年： 2013年03月01日 
JST資料番号： F0536B  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 宮城県仙台市,名取市,石巻市および岩手県陸前高田市に所在する53校の学校建物86棟を対象に行った被害調査の結果を示した。そして建物被害と構造耐震指標との比較・検討を行い,既往の耐震判定指標が安全性確保に対して果たした役割について検証した。さらに,建物が使用不可能となった事例を取り上げ,学校建物の使用継続性について考察した。結果,構造耐震指標が耐震判定指標を満たす校舎では倒壊に至るような甚大な構造被害が生じていないことを確認した。

シソーラス用語： *大地震 ,  宮城県 ,  岩手県 ,  *学校 ,  *災害調査 ,  *診断 ,  *耐震性 ,  指数 ,  建築基礎 ,  地盤沈下 ,  建築設備 ,  亀裂伝搬 ,  仙台市 ,  名取市 ,  石巻市 ,  陸前高田市 ,  *耐震診断 ,  *2011年東北地方太平洋沖地震
準シソーラス用語： *東北地方太平洋沖地震 ,  Is値

分類 (2件)： 自然災害  (RA02030M) ,  建築物の耐震,免震,制震,防振  (RB01035P)

引用文献 (6件)：

• 1) 日本建築学会:2011年東北地方太平洋沖地震災害調査速報,丸善出版株式会社,2011.7
• 2) 岡田成幸、高井伸雄:地震被害調査のための建物分類と破壊パターン,日本建築学会構造系論文集,pp.65-72,1999.10
• 3) 楠浩一、壁谷澤寿海ほか:学校の被害,東日本大震災における鉄筋コンクリート建物の被害と分析,pp.1-10,2012.9
• 4) 宮城県教育委員会ホームページ:http://www.pref.miyagi.jp/kyouiku/
• 5) 日本建築学会東北支部:既存RC造建築物の耐震補強の設計と施工–東北の現状–,相模書房,2000.11

タイトルに関連する用語 (7件)： 東北地方太平洋沖地震 ,  学校 ,  建物被害 ,  調査 ,  耐震診断 ,  妥当性 ,  問題点