抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
旅や移動が主題となるロードムービーを用い,変化していく景観の特徴を明らかにすることが本研究の目的である。対象として,映画監督ビム・ベンダースの三作品を選定し,作中の景観シーンを静止画像で抜き出し,それぞれの景観構成要素やカメラアングル等を抽出した。それらを説明変数に数量化3類とクラスター分析を行った。その結果,景観を記述する「主観性-客観性」「閑散-賑わい」の2軸を得て,景観は9つのグループに分類された。グループを考察すると,景観は道を中心として構成され,主に水平に近いカメラアングルで映し出さていることが分かった。さらに登場人物の感情や状況を表現する,特徴的な構成要素の意味を見出した。(著者抄録)