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J-GLOBAL ID：201302209726470848   整理番号：13A0055164

Mgイオン電池で利用に用いるMg[N(SO₂CF₃)₂]₂/アセトニトリル電解質の評価

Evaluation of Mg[N(SO₂CF₃)₂]₂/Acetonitrile Electrolyte for Use in Mg-Ion Cells

著者 (3件)： TRAN Tuan T. (Dalhousie Univ., Nova Scotia, CAN) ,  LAMANNA W. M. (3M Electronics Markets Materials Div., Minnesota, USA) ,  OBROVAC M. N. (Dalhousie Univ., Nova Scotia, CAN)
資料名： Journal of the Electrochemical Society  (Journal of the Electrochemical Society)
巻： 159  号： 12  ページ： A2005-A2009  発行年： 2012年 
JST資料番号： C0285A  ISSN： 1945-7111  CODEN： JESOAN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Mgベース電池に用いるMg[N(SO₂CF₃)₂]₂/アセトニトリル(Mg(TFSI)₂/AN)の利用に関する詳細な研究を提示した。ステンレス作動電極に対して,約-0.2V~2.8V vs. Mgの間が安定電位域であることが分かった。2.8V vs. Mg以上の高い電圧で,電解質はステンレス鋼作動電極の腐食を起こした。これは,Grignard試薬で報告された腐食の開始電圧(~2.5 V)よりも高かった。ANは低電圧でのアノードで減少し,不動態化しないか,または導電層を生成することが分かった。Mgめっきは観察されなかった。Mo₆S₈へのMgの可逆的インターカレーションを,Grignardベースの電解質のサイクリングと比較して,著しく低い不可逆容量をもつこの電解質で示した。Mg[N(TFSI)₂/AN電解質は,AN減少を避けるために陰極が十分に高い電圧を示すならば,Mgイオン電池で有用と考えられた。

シソーラス用語： *二次電池 ,  電解質 ,  *マグネシウム化合物 ,  金属イオン ,  *イオン液体 ,  アニオン ,  脂肪族フッ素化合物 ,  電極 ,  ステンレス鋼 ,  陽子磁気共鳴 ,  フッ素19NMR ,  ICP-MS分析 ,  X線回折 ,  曲線 ,  サイクリックボルタンメトリー ,  *腐食 ,  *硫化モリブデン ,  *インターカレーション ,  Grignard試薬 ,  電圧変動 ,  電流電圧特性 ,  *電気特性 ,  充放電サイクル ,  電池容量 ,  脂肪族ニトリル
準シソーラス用語： 1H-NMR ,  サイクリックボルタモグラム ,  *マグネシウムイオン ,  *マグネシウムイオン電池 ,  *充放電特性 ,  定電圧特性 ,  *電極腐食

分類 (4件)： 二次電池  (YB04030K) ,  電気化学反応  (CB07050F) ,  無機化合物一般及び元素  (CD01010D) ,  脂肪族ハロゲン化合物  (CF03050P)

物質索引 (2件)： アセトニトリル ,  ビス(トリフルオロメチルスルホニル)アミンアニオン

タイトルに関連する用語 (5件)： Mgイオン電池 ,  Mg ,  アセトニトリル ,  電解質 ,  評価