抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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日本の男性の化粧行動の経緯を概観し,今後の男性の化粧行動について,個人の意識,意見も踏まえて考察した。化粧の歴史を紐解くと男性も化粧をしていた時代があり,時代背景の中,男女の役割観,ジェンダー意識により,時代ごとの男性化粧の変化があった。インターネットという場ではあるが,化粧をしたいという男性,男性に化粧をしてほしいという女性の存在が確認できた。化粧を自己表現の一形態であると捉え,その手段が増えたと解釈すれば,逆に化粧しないことを選択する女性も増えてくるとも言える。男性の化粧行動が受け入れられたとしても,現在,成人女性に存在する,化粧をして当たり前であり,すべきであるという社会風潮が男性にも広まってはならないと考える。