文献
J-GLOBAL ID:201302209984120304   整理番号:13A0908826

Niナノワイヤーアレイ作製のための超高アスペクト比の陽極酸化アルミニウム鋳型の調製

Preparation of an Ultrahigh Aspect Ratio Anodic Aluminum Oxide Template for the Fabrication of Ni Nanowire Arrays
著者 (5件):
資料名:
巻: 28  号:ページ: 1545-1550  発行年: 2012年 
JST資料番号: W0391A  ISSN: 1000-6818  CODEN: WHXUEU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究では,アスペクト比>1000を有する陽極酸化アルミニウム(AAO)鋳型製造のための二段階の定電流陽極酸化法を報告する。モルフォロジー,細孔径,および陽極酸化アルミニウム(AAO)鋳型の厚みに及ぼす酸化電流密度と酸化時間の影響を研究した。結果は,モルフォロジーと厚みが,酸化時間と酸化電流密度の双方により有意に影響されることを示した。150~200nmの細孔径,200μmの厚み,および1000~1300のアスペクト比を有する高品質の陽極酸化アルミニウム(AAO)鋳型を,8mA・cm(-2)の定電流密度および18時間の酸化時間下に調製することができた。AAO鋳型を用いてNiナノワイヤーアレイを電気化学的沈積法により作製し,それを走査型電子顕微鏡(SEM),高分解能透過電子顕微鏡(HRTEM),エネルギー分散X線分光法(EDS),およびX線回折(XRD)により特性評価した。Niナノワイヤーアレイはお互いに平行であり,その直径は150nm,長さは180~200μm,およびアスペクト比1200~1300であった。これらのパラメータを陽極酸化アルミニウム(AAO)鋳型のものと比較し,その結果,Niナノワイヤーアレイが超高アスペクト比を有する一次元ナノワイヤーアレイ調製に使用できることを示した。Niナノワイヤーアレイの磁気的性質に及ぼすアスペクト比の影響を,それらの平行方向と垂直方向における保磁力と残留分極率をそれぞれ比較することにより試験した。結果は,アスペクト比>1000のNiナノワイヤーアレイでは明確に磁気異方性を示したが,一方,アスペクト比200のアレイでは磁気異方性を示さなかった。従って,超高アスペクト比を有する陽極酸化アルミニウム(AAO)鋳型は二段階の定電流陽極酸化法を用いて作成でき,そのAAO鋳型は特別な光学的および磁気的性質を持つ一次元,高アスペクト比のナノワイヤーアレイ作成に利用出来る可能性がある。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
塩基,金属酸化物 

前のページに戻る