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J-GLOBAL ID：201302210087388424   整理番号：13A0054848

アルカリ金属カチオンとヒスチジンの相互作用の熱化学: 側鎖の影響

Thermochemistry of Alkali Metal Cation Interactions with Histidine: Influence of the Side Chain

著者 (4件)： ARMENTROUT P. B. (Univ. Utah, Utah, USA) ,  CITIR Murat (Univ. Utah, Utah, USA) ,  CHEN Yu (Wayne State Univ., Michigan, USA) ,  RODGERS M. T. (Wayne State Univ., Michigan, USA)
資料名： Journal of Physical Chemistry A  (Journal of Physical Chemistry A)
巻： 116  号： 48  ページ： 11823-11832  発行年： 2012年12月06日 
JST資料番号： C0334B  ISSN： 1089-5639  CODEN： JPCAFH  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： タンパク質と金属イオン相互作用のモデルとして,アルカリ金属イオン(Na⁺,K⁺,Rb⁺,Cs⁺)とヒスチジンの錯体の結合エネルギーを,Xe原子衝撃/質量分析で測定し,量子化学計算と比較した。Na⁺以外は初めての検討例である。計算にはB3LYP/6-311++G(d,p)を用い,各金属について各々3種類の構造の金属-ヒスチジン錯体の結合エネルギーを算出し,それぞれ実測とよい一致を得た。アルカリ金属の結合強度の順は推定通り,Na⁺>K⁺>Rb⁺>Cs⁺となり,またヒスチジンがイミダゾール側鎖構造の影響で,他のアミノ酸に比べて強い結合となることも説明できた。

シソーラス用語： 金属イオン ,  カチオン ,  *アミノ酸 ,  側鎖 ,  *ナトリウム錯体 ,  カリウム錯体 ,  ルビジウム錯体 ,  セシウム錯体 ,  結合エネルギー ,  タンデム質量分析 ,  計算 ,  密度汎関数法 ,  強結合 ,  解離エネルギー ,  双極子モーメント ,  窒素複素環化合物 ,  第一アミン
準シソーラス用語： アルカリ金属イオン ,  量子化学計算 ,  B3LYP法 ,  結合解離エネルギー

分類 (2件)： 非遷移金属元素の錯体  (CE01030C) ,  アミノ酸  (CF10070V)

物質索引 (1件)： ヒスチジン

タイトルに関連する用語 (5件)： アルカリ金属カチオン ,  ヒスチジン ,  相互作用 ,  熱化学 ,  側鎖