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J-GLOBAL ID：201302210134979894   整理番号：13A0721578

Fe(IV)ポルフィリンおよびFe(III)ポルフィリンラジカルカチオンの間の平衡 高原子価鉄ポルフィリン錯体の電子構造への新しい知見

Equilibrium between Fe(IV) porphyrin and Fe(III) porphyrin radical cation: new insight into the electronic structure of high-valent iron porphyrin complexes

著者 (5件)： IKEZAKI Akira (Toho Univ., Tokyo, JPN) ,  TAKAHASHI Masashi (Toho Univ., Chiba, JPN) ,  TAKAHASHI Masashi (Toho Univ., Funabashi, JPN) ,  NAKAMURA Mikio (Toho Univ., Chiba, JPN) ,  NAKAMURA Mikio (Toho Univ., Funabashi, JPN)
資料名： Chemical Communications  (Chemical Communications)
巻： 49  号： 30  ページ： 3098-3100  発行年： 2013年04月18日 
JST資料番号： D0376B  ISSN： 1359-7345  CODEN： CHCOFS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： [Fe(TMP)(N₃)₂を調製し,紫外可視吸収スペクトル,陽子磁気共鳴,Moessbauerスペクトルを測定してキャラクタライズした。その結果,この鉄錯体は,Fe(IV)ポルフィリンとFe(III)ポルフィリンラジカルカチオンの平衡混合物であることがわかった。異性体のポピュレーションはアキシャル配位子および周辺置換基の性質により制御することが可能であることがわかった。OHを配位子として持つ高原子価鉄錯体は,チトクロームP450やペルオキシダーゼの触媒サイクルの反応中間体のモデルとして有用である。

シソーラス用語： *電子構造 ,  *鉄錯体 ,  ポルフィリン錯体 ,  カチオンラジカル ,  アジド錯体 ,  紫外可視吸収スペクトル ,  陽子磁気共鳴 ,  Moessbauerスペクトル ,  異性体 ,  置換基効果 ,  配位子効果 ,  酵素モデル ,  平衡状態
準シソーラス用語： ラジカルカチオン

分類 (2件)： 鉄の錯体  (CE01091H) ,  分子の電子構造  (BH05010Q)

タイトルに関連する用語 (7件)： Fe ,  ポルフィリン ,  平衡 ,  原子価 ,  鉄 ,  ポルフィリン錯体 ,  電子構造