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J-GLOBAL ID:201302210370130832   整理番号:13A0934267

中部祁連山における過去500年間の年輪からの年降水量再現の解析

Analysis of reconstructed annual precipitation from tree-rings for the past 500 years in the middle Qilian Mountain
著者 (6件):
資料名:
巻: 55  号:ページ: 770-778  発行年: 2012年 
JST資料番号: C2577A  ISSN: 1674-7313  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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祁連山中部からのハイビャクシン樹の年輪幅年代を構築し,AD1480年以降の年降水量(8月から7月まで)を評価した。その再現は過去521年にわたる乾燥と湿潤の四つの主な交代を示した。雨がちな16世紀は17世紀の持続的旱魃が続いた。さらに,比較的湿潤な条件が,1920年代と1930年代の間の旱魃の再来まで,18世紀から20世紀の始めまで持続した。経験モード分解法に基づき,八つの固有モード関数(IMF)を抽出し,それぞれは時間-周波数領域の再現降水量のユニークな変動を表した。異なるタイムスケールのIMFの高い振幅はしばしば高い量の降水等と一致した。最も小さい周波数のIMFによると,その降水は過去521年にわたりゆっくりした増加傾向を被った。2~3年と5~8年のタイムスケールはそれぞれ,地域大気循環とエル・ニーニョ-南方振動(ENSO)に関係する年々変動の特徴を反映した。IMFの10~13年のスケールは太陽活動の変化に付随する可能性がある。特に,これまでと現在のデータの融合によると,旱魃は地球の気候の歴史的に持続する特徴の可能性があり,一方,強まった降雨イベントの確率は19と20世紀の過程で増加するように思われた。降水のこれらの変動特性は,未知の将来の振幅を含む水文学的サイクルの予期せぬ交代を示す。著者らの再現は祁連山の過去の降水変動に関する既存の情報を捕捉し,これまでに得られていない追加の低周波数の情報を与えた。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
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気候学,気候変動 
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