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J-GLOBAL ID:201302210618473960   整理番号:12A1811600

溶融結晶中におけるマレイン酸の存在下でのメタクリル酸の結晶成長現象

Crystal Growth Phenomena of Methacrylic Acid under the Presence of Maleic Acid in Melt Crystallization
著者 (5件):
資料名:
巻: 45  号: 10  ページ: 868-872 (J-STAGE)  発行年: 2012年 
JST資料番号: S0629A  ISSN: 0021-9592  CODEN: JCEJAQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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有機酸の懸濁融解結晶化における結晶成長現象を調べた。メタクリル酸を標的材料として使用し一定量のメタノールを溶媒として使用した。メタクリル酸合成中に生成した少量のマレイン酸副産物の影響に焦点を当てた。種々の濃度のマレイン酸を用いて実験室規模で回分結晶化を行った。マレイン酸の存在下では母液組成が平衡に達成しなかったことを観察した。また,マレイン酸の存在下での結晶沈着量はマレイン酸の非存在下よりも小さかった;それにもかかわらず,晶析装置内の最終温度は同じだった。飽和沈着量がマレイン酸の存在下で減少することが示唆された。さらに,長軸の成長速度に対する短軸の成長速度の比が変化することを観察した;得た結晶粒子の平均アスペクト比が結晶成長と並行して時間の経過とともに徐々に減少することを観察した。この成長速度比の変動はマレイン酸の濃度に依存し,得た結晶サイズがマレイン酸の非存在下よりもマレイン酸の存在下で小さいことを観察した;マレイン酸は結晶の成長速度を抑制するように見えた。また,アスペクト比と結晶長との関係は,低い過飽和条件下で沈着した結晶のアスペクト比が小さくこれにより結晶粒の表面洗浄負荷を減少させる可能性があることを示唆した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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晶析 
引用文献 (15件):

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