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J-GLOBAL ID:201302210714476970   整理番号:13A1812754

チロシンに富むペプチドを発現するポプラクローンの木材化学分析と発現プロファイリング

Wood chemistry analysis and expression profiling of a poplar clone expressing a tyrosine-rich peptide
著者 (11件):
資料名:
巻: 32  号: 12  ページ: 1827-1841  発行年: 2013年12月 
JST資料番号: E0975A  ISSN: 0721-7714  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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キイメッセージ:ポプラ細胞壁のより大きな柔軟性と消化率に関係するかもしれない経路および遺伝子候補を同定した。要旨:バイオ燃料原料として木質バイオマスを利用する過程でリグニン除去を容易にするという目標のもとで,以前に著者らは香菜由来のチロシンとヒドロキシプロリンに富む糖蛋白質をコードする部分cDNA配列によりハイブリッドポプラクローンを形質転換した。多数のトランスジェニック系がプロテアーゼ消化後により多くの多糖を放出し,野生型植物よりも大きな柔軟性を示したが,他の表現型は正常であった。ここでは,これらのトランスジェニックポプラ植物中でのチロシンに富むペプチド(チロシンリッチペプチド,TYR)をコードする配列の過剰発現は,全リグニン量または質(S/Gリグニン比),五炭糖および六炭糖組成,成長速度または主ポプラ真菌病原菌Septoria musivaへの感受性を著しくは変えなかったことを報告する。全ゲノムマイクロアレイ分析により,トランスジェニック植物中の411差次的発現転写産物の全てを明らかにし,全ての産物存在度が野生型植物中に比べて低下していることを示した。これらの対応遺伝子は二次代謝とアミノ酸代謝とエネルギー代謝などの機能区分において大きな比率を占めた。転写産物存在度は,細胞壁の組織化とリグニン生合成に関与する蛋白質をコードする5種の遺伝子で主に低下した。qRT-PCRによる19差次的調節遺伝子のサブセットの発現によりマイクロアレイ分析の結果を立証した。本研究において,TYRトランス遺伝子を発現するポプラ植物の幹の柔軟性と消化性が強められる原因になるかもしれない経路および遺伝子候補を同定した。Copyright 2013 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
木材化学  ,  植物の生化学 

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