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J-GLOBAL ID：201302210960645838   整理番号：13A0535314

スケール相似則モデル化の概念を用いた改良型異方性解像度サブグリッドスケールモデル

An improved anisotropy-resolving subgrid-scale model with the aid of a scale-similarity modeling concept

著者 (1件)： ABE Ken-ichi (Dep. of Aeronautics and Astronautics, Kyushu Univ., Fukuoka, JPN)
資料名： International Journal of Heat and Fluid Flow  (International Journal of Heat and Fluid Flow)
巻： 39  ページ： 42-52  発行年： 2013年02月 
JST資料番号： D0599B  ISSN： 0142-727X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 等方性線形渦粘性項と付加的な異方性項を組み合わせた改良型サブグリッドスケール(SGS)モデルを提案した。特に壁近傍領域での粗格子解像度に対して予測性能の向上を図ると共に,計算の安定性を維持することに留意した。このために用いる付加異方性項として,BardinaのSGSレイノルズ応力モデル(Bardina,J.,Ferziger,J.H.,Reynolds,W.C.,1980.ラージエディシミュレーションのための改良型サブグリッドスケールモデル AIAA Paper 80-1357)から渦粘性を差し引いた残差項を導入した。この付加項の導入によって,粗格子条件で数値的不安定を引き起こす可能性があるグリッドスケールとSGS成分間の不適切で余計なエネルギー伝達が発生しない。したがって,この付加項は計算の安定性に深刻な悪影響を及ぼすことがないと予想される。性能を評価するために,種々の格子解像度および種々のレイノルズ数における完全に発達した平面流路内の流れの数値シミュレーションにモデルを適用した。SGSモデルによって計算結果は大幅に改善され,また結果の詳細な検討から本モデルの工学的応用に対する有用性が示された。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： モデル ,  *乱流 ,  *ラージエディシミュレーション ,  相似則 ,  異方性 ,  分解能 ,  Reynolds応力 ,  Reynolds数 ,  流れ構造 ,  *シミュレーション ,  乱流モデル ,  数値シミュレーション ,  *SGSモデル
準シソーラス用語： *サブグリッドスケールモデル ,  流路

分類 (1件)： 層流,乱流,境界層  (BC02030C)

タイトルに関連する用語 (7件)： スケール ,  相似則 ,  モデル化 ,  概念 ,  異方性 ,  解像度 ,  サブグリッドスケールモデル