抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本稿では,地域における工場立地優位性を定量分析した。まず条件付ロジット分析で立地要因構造を推定し,次に県別に地域属性の立地寄与度を算出し,最後にクラスター分析で各県の立地競争地位を把握した。結果,(1)愛知・大阪・神奈川の3県または3大都市圏近郊県で構成される2つのクラスターは,集積や技術の面で優位であり,平均立地件数が比較的多い。(2)地方部で構成されるクラスターは,労働や地価の面で優位であるが,平均立地件数は少ない。(3)分譲可能工場団地と高速道路は立地因子であるが,立地寄与度でクラスター間の差がなく,他の属性ほど立地競争地位を左右していない。ことが分かった。(著者抄録)