抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ソーラーパネル発電電力を蓄電池に充電する独立型太陽光発電装置として,設置面積2m2の小規模家庭用太陽電池装置を製作した。またインバータを用いて充電した電気を交流100ボルトに変換し,家電製品を駆動できるようにした。実験では,最大一日の充電電力を用い,400W炊飯器により5人分の米4合を炊くことを目標とした。その結果,約2時間の充電を2回実施することにより目標を達成できることが分かった。蓄電池1個では電力不足による電圧降下のため,米4合の炊飯ができなかったが,蓄電池2個の並列接続により,20分で炊飯が可能になった。夏季と冬季の発電量比較の結果,冬季には夏季より発電量が33%多くなった。冬季に比べ夏季には太陽電池表面温度が約19°C高く,太陽電池性能の低下により電流が減少し,発電量に差が出たものと推察できた。