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J-GLOBAL ID:201302211338757862   整理番号:13A1269172

新エネルギーの環境効率に関する研究

著者 (1件):
資料名:
号: 43  ページ: 33-55  発行年: 2013年03月20日 
JST資料番号: L6667A  ISSN: 0389-2018  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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2011年3月の福島第一原子力発電所事故以来,わが国では,原子力発電から他の発電方法への転換が進んでいる。どのようなエネルギーを導入しても環境負荷を発生させることは明白であり,可能な限りのLCA(ライフサイクルアセスメント)に基づいた事前評価をしなければならない。「環境にやさしい」といった明確な根拠がない抽象的な理由で,太陽光発電設備や風力発電設備,地熱発電設備などを増やしたとしても,環境に大きな負荷を与える要因になるだけである。省エネルギーは,環境負荷の原因となる消費資源が減少することで環境改善が図られる可能性が高いが,新たに環境負荷に関するLCAデータを分析しなければ,安易に解はだせない。ハイブリッド自動車も,新たに搭載された発電機器などが,効率的にリサイクル,適正処分されなければ,環境性能が高いと言えない。わが国では,これまで原子力発電が基幹電源として位置づけられてきたため,新エネルギーの事前評価が未だ不十分な部分が多い。自然エネルギーも大量に立地すると自然を破壊するため,長いレンジで循環している自然のシステムを破壊してしまう可能性がある。十分に環境アセスメントを実施し,将来の環境影響を最小限にできる方法を検討し,環境効率が向上する方法を常に選択できるシステムを維持していくことが必要である。
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分類 (1件):
分類
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エネルギー政策・エネルギー制度 
タイトルに関連する用語 (3件):
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