抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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森林総合研究所多摩森林科学園(東京都八王子市)の,前回の萌芽更新から64年を経過したコナラ林分で伐倒後の萌芽の発生と生残を調査した。コナラは30株あり,切り株の周囲長の平均は147.1cm(標準偏差54.5cm)であったが,萌芽の発生が認められたのは11株,伐倒翌年の秋までに生残していたのは6株,伐倒翌々年の秋までに萌芽が生残していたのは2株のみであった。今回の結果と先行研究を考慮すると,前回の萌芽更新から40年以上を経過したコナラ萌芽林の低林化を図る場合には,萌芽更新に期待するよりも,苗の植栽による更新を検討すべきと考えられた。(著者抄録)