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J-GLOBAL ID:201302211366147590   整理番号:13A0055454

金属と超伝導体: 原子状水素の分子類似体

Metals and Superconductors: Molecular Analogs of Atomic Hydrogen
著者 (2件):
資料名:
巻: 13  号: 16  ページ: 3581-3583  発行年: 2012年11月12日 
JST資料番号: W1265A  ISSN: 1439-4235  CODEN: CPCHFT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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1938年に,高圧をかけると2原子水素は金属状の固体になり高温では半導体になるであろうと予測されてから現在に至るまで原子状水素の準安定形に関する多様な相の研究が行われている。原子状水素の対としてのスピンS=1/2をもつ分子を成分とする金属や半導体の場合,H-H結合エネルギー(432kJ/mol)とC-C結合エネルギー(346kJ/mol)が2量化反応において競合的に作用するが,高圧をかけると単量体ラジカルが安定化して金属相になるであろう。配位化合物の一部として金属元素を組み込んだ物質[Ni(tmdt)2]は抵抗の温度係数が1Kまで下がった金属状になると報告されている。Oakleyグループは1991年に硫黄と窒素から成る複素環の1,2,3,5-ジチアジアゾリルラジカルを合成して,高スピンの非常に安定な化合物であることを証明した。2007年には,12Kで常磁性を示すビスチアセレナゾリルラジカルも合成した。さらに,2012年に金属状水素を合成する圧力より2桁低い圧力(3GPa(~30,000atm))で絶縁体-金属変換が起きると報告した。このラジカルは常磁性の上昇を示す1,2,3-ジチアゾリル環から成る3環化合物の変形である。
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分類 (2件):
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分子構造と性質の実験的研究  ,  有機物系超伝導体の物性 
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