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J-GLOBAL ID：201302211581644928   整理番号：13A1886954

試される北海道の化学工学 高含水バイオマス廃棄物からの石油関連有用化学物質製造の可能性

著者 (4件)： 増田隆夫 (北大 大学院工学研究院) ,  多湖輝興 (北大 大学院工学研究院) ,  中坂佑太 (北大 大学院工学研究院) ,  大庭潔 (とかち財団)
資料名： 化学工学  (Chemical Engineering of Japan)
巻： 77  号： 12  ページ： 862-866  発行年： 2013年12月05日 
JST資料番号： F0099A  ISSN： 0375-9253  CODEN： KKGKA4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 家畜糞尿法の概要を示した。この法律の施行により糞尿の土壌への流出防止や雨水の混入防止に関する整備は進められてきたが,資金面の課題から全ての場所で十分な対応までには至っていない。また,フリーストール方式を採用する農家では,貯留槽の容量調整と肥料利用として,牧草地への糞尿の直接散布を実施する場合が多い。肥料利用としては有効であるが,糞尿に含まれる窒素の総量の2/3の量が,肥料として散布する窒素の適正量であり,残りの1/3は余剰である。北海道の草地飼料作あたりの家畜糞尿負荷量を示す。乳牛が多く飼われている十勝,胆振,空知,根室の各支庁の負荷量が高い。そのため,土壌の富栄養化とアンモニアから生成する亜酸化窒素の発生の問題がある。北海道の大気中のアンモニアの負荷全体の内,農業からのものが90%であり主要な発生源が酪農との指摘がされている。本稿では,家畜糞尿の現状と課題,実証研究の位置づけと個別テーマ,化学工学の必要性などについて解説した。

シソーラス用語： 北海道 ,  化学工学 ,  バイオマス ,  含水量 ,  廃棄物 ,  化学物質 ,  可能性 ,  *家畜糞尿 ,  法規 ,  抑制 ,  雨水 ,  流入量 ,  散布 ,  環境容量 ,  土壌 ,  富栄養化 ,  酸化二窒素 ,  アンモニア ,  発生 ,  汚染源 ,  *発酵 ,  *有用物質回収 ,  脂肪酸 ,  薬物
準シソーラス用語： バイオ廃棄物 ,  発生源 ,  負荷量 ,  流出抑制 ,  流入

分類 (3件)： 農業廃棄物の利用  (FB07050I) ,  資源回収利用  (SC05060V) ,  化学工学一般  (XA01000E)

物質索引 (1件)： 酢酸

タイトルに関連する用語 (7件)： 北海道 ,  化学工学 ,  バイオマス ,  廃棄物 ,  石油 ,  化学物質 ,  可能性