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J-GLOBAL ID：201302211712411517   整理番号：13A0003618

電子ビーム誘起グラフト重合によるパラアラミド繊維の染色性の改善

Improvement of Dyeability of Para--Aramid Fibers Using Electron-Beam-Induced Graft Polymerization

著者 (6件)： HIROGAKI Kazumasa (英語参照) ,  KITAGAWA Norie (英語参照) ,  FUJITA Takashi (英語参照) ,  TABATA Isao (英語参照) ,  HISADA Kenji (英語参照) ,  HORI Teruo (英語参照)
資料名： 繊維学会誌  (Journal of the Society of Fiber Science and Technology, Japan)
巻： 68  号： 8  ページ： 211-217 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： F0278A  ISSN： 0037-9875  CODEN： SENGA5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 電子ビーム(EB)照射により誘起された繊維表面上のラジカルへの,アニオン基をもつビニルモノマーのグラフト重合による,パラアラミド繊維の表面修飾を研究した。EB照射した繊維中のラジカルの生成を評価し,繊維のラジカル濃度は照射線量の増加に伴い増加することが分かった。グラフト重合用アニオンビニルモノマーとして,アクリル酸(AA)を用いた。AAグラフト重合した布の染色性は,グラフト鎖中のアニオン基とカチオン染料間のイオン結合の形成により改善した。さらにAAとアクリ酸メチル(MA)とでグラフト重合した布の洗濯に対する染色堅ろう性は,イオン結合に加えてグラフト鎖中のMAの疎水性部分が染料と疎水性相互作用を引き起こしたために,AAのみでグラフト重合した布に比較し,改善した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *電子ビーム ,  *誘導 ,  *グラフト共重合 ,  *アラミド繊維 ,  *染色性 ,  *改良 ,  照射 ,  表面 ,  ラジカル ,  *アニオン ,  *ビニル化合物 ,  ロバスト性 ,  *染色堅ろう度 ,  脂肪族カルボン酸 ,  不飽和カルボン酸 ,  不飽和脂肪酸 ,  カルボン酸エステル
準シソーラス用語： *グラフト重合 ,  *改善 ,  堅牢性 ,  *誘起

分類 (2件)： 仕上げ  (YM06030F) ,  共重合  (CG04030D)

物質索引 (2件)： アクリル酸 ,  アクリル酸メチル

タイトルに関連する用語 (5件)： 電子ビーム ,  誘起 ,  グラフト重合 ,  アラミド繊維 ,  染色性