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J-GLOBAL ID:201302211819453115   整理番号:13A0811211

イオン液体(Cnmim)BF4(n=4,6,and 8)の誘電的性質

Dielectric Properties of Ionic Liquids (Cnmim) BF4 (n=4, 6, and 8)
著者 (3件):
資料名:
巻: 43  号:ページ: 51-57  発行年: 2013年03月30日 
JST資料番号: L4851A  ISSN: 0386-118X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本稿では,誘電分光法により誘電緩和を測定し,イオン液体(Cnmim)BF4(1-アルキル-2-メチルイミダゾリウムテトラフルオロボラート;n=4,6,8)の液体とガラス状態の動力学が温度と共にどう変化するかを調べ,イオン液体の集合状態(構造)を検討した。誘電セル(Heと共に二重円筒型電極を組込んだ)へInを用い,(Cnmim)BF4を封入し,80~380Kで温度を制御し,交流電場20Hz~1MHzを印加し,LCRメータでインピーダンスを測定し誘電率を求め,温度/周波数/時間依存性を求めた。微視的動力学として,液体状態では,2つのVFT(Vogel-Fulcher-Tamman)式(非アレーニウス型温度依存性経験式)型,ガラス状態ではアレーニウス型温度依存性が存在することを認めた。ガラス転移点(Tg)近傍で,誘電率の時間依存性を追究し,上記3つの緩和と一致しない集団動力学と関係する構造緩和過程を認めた。微視的動力学は,アルキル鎖に依存しないが,集団的動力学はTg付近でアルキル鎖長に依存した。構造間過程はTg以下のひび割れの影響を受けると思われた。
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分類 (2件):
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融解塩  ,  誘電体一般 
物質索引 (3件):
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