抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
大地震発生時の津波避難行動が実践できる条件を挙げ,その災害文化が定着していないことを述べた。早期避難を促す気象庁の大津波警報と市町村による避難の呼びかけの有効性と限界について説明した。東日本大震災における津波避難行動の実態を解説し,津波による犠牲者を減らすための方策は,自助と共助であることを述べた。津波危険地域の住人が,津波の危険性とどこまで避難すれば安全かを自覚することが重要であり,国や都道府県・市町村が,最悪事態を想定した津波ハザードマップを作成することが必要であることを示した。